他人にイライラするのは、なぜ？

こんにちは！

心・行動・容姿を軸に自己表現をお伝えしているコミュニケーショントレーナー、

メンタル＆パーソナルファッションコーチの浦野いずみです

１ヶ月前からコーチングをスタートしたクライアントのMさん

好きだった男性の対応にとても傷ついていた。

会社では職場の人にイライラすることが多く、家族に対してもイライラをぶつけていた。

そんな自分が嫌で罪悪感を持つこともしばしば。

自分を傷つけた男性には、怒りと恐怖で心がいっぱいだった。

人間関係を築くことが苦手だと言っていた。

そんなMさんが、先日のセッションで

『【自分と他人は違う（価値観や感情、思考など）】ということに最初は恐怖心が大きくなっていたけれど、

最近、違うということが当たり前なら、

行き違いがあることが当たり前なら、

「他人に自分の気持ちや意見、感情を完全に分かってもらえないことが当たり前だ」と思うことで、

行き違ったときの「心の準備が出来るなー」と思うようになりました。

そして、他人と違うこと、行き違うことに対する怖さがなくなりました

最近は、職場で仕事をしている時の感覚がすごく変わってきたんです

リラックスしているような安心感のような感覚で、感情が安定してるんです。

みんなこんな感覚で職場で仕事をしていたのか～。こんな感覚なら楽やよな～。』

と、Mさんは笑顔で語ってくれました。

さて、この「感覚が変わった」というのが、とっても重要なんです！

意識では「他人と自分は違う」ということは理解できても、

意識では「心の準備が出来る」ということは理解できても、

「他人と自分が違うこと、行き違いが生じることが怖い」という感覚が残っている状態は、

まだ潜在意識で「他人と自分は違って欲しくない。同じであって欲しい。」ということを願っているからです。

「違うことが当たり前」と腑に落ちてないのです。

当たり前って？

嬉しい気持ちも怖い気持ちも、苛立つ気持ちもありません。

※「腑」とは、「考え」や「心」が宿るところと考えられ、「心」「心の底」といった意味がある。
　＜語源由来辞典より＞

感覚（フィーリング）が変わったのは、Mさんの対人関係に対する心のあり方（潜在意識）が変わったことを示唆します。

感覚が変わると、行動が自然と変わってきます。

話すときの声の大きさや抑揚・口から出てくる言葉・表情・姿勢・・・

Mさんの表現が変わると、周囲の人が受け取るMさんの印象が変化していきます。

すると、相手からMさんに発信される言葉・語気・表情も変化してくるのです。

そうして、関係性にも徐々に変化が出てきます。

意識化する学び（技）と潜在意識の書き換え（心）の両輪でコーチングを行っていくと、自然と感覚が変わっていくことが出来るのです。

自己表現には、心・技・体ならぬ、心・技・容姿です

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