先日、お友達のMさんから「毒になる親」という本をお借りしました。
そのあと、お友達のAさんに私の「親との体験談」をお話しすることになったのですが、話していくうちに記憶から遠くざかっていた「父の口癖」を思い出しました。
物心ついた頃からず~っと、夫婦喧嘩をした時に父が母によく言っていた言葉です。
私自身に向けられることもありました。
それは・・・
「誰が飯を食わしてやってると思ってんねん!!!」
「誰のおかげで~!!」でした。
私の家は会社をしていたので、代表として取り仕切っていたのは父ですが、母も仕事を手伝っていました。
そして、家事仕事も母は、していました。
ゆっくりペースで、無邪気で、そそかっしい母(笑)なので、
いわゆる「良妻賢母や出来る人」みたいな感じではありませんが~(^^;)
私は、母は母なりにやっていると私は思っていました。
だから、この言葉を父が口に出した時は、いつも「怒り」の気持ちが湧いていました。
かといって小学生の私は、「父に食べさせて貰っている立場」だと思っていたので、文句や口ごたえはしていなかったと思います。たぶん・・・(^^;)
ただ、それを聞くたび~!
「大人になって結婚しても、自分の仕事をしっかり持って、絶対にパートナーにこんなことを言わせない!」
「こんなことを言われるのは、絶対に嫌!」
という思いが、強くなっていきました。育まれていったんですね。
私が「仕事」を続けている理由の一つとして、
この前のブログ~リスペクトした女性~ では、別の経験を書きましたが、
「誰が飯を食わしてやってるとおもってんねん!」
と、父が母に言っていた体験も大きく影響していると思います。
で、私の中の深層心理には、仕事を持たないこと、自分で稼げないことは・・・
・人として扱ってもらえない
・人としての尊厳を持つことが許されない
というような、刷り込み(思い込み)に繋がっているのではないかな~っと、分析してみました。
こんな分析したからって、どうよ~って、言う人もいるかもしれないが・・・
ま、今の自分を受け入れたり、親を受け入れたり、することで
次につながる何かが、今を変える何かが、見つかるかもしれません~
親(身近な大人)の言葉や態度は、子供の人生(生き方)に大きく影響しているということを、再認識した最近の出来事でした
あっ、ちなにみ今父はこの言葉を使っていません。そして、私も父に甘えております(*^^*)
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