こんにちは
パーソナルカラーコンサルタント&メンタルコーチの浦野いずみです。
今週は、猛暑日が続きましたね
皆さん、暑さを和らげる工夫をいろいろされてると思います。
エアコン、日傘、汗をかく、ビール(笑)などなど…
ところで、色を使って暑さを和らげることも出来るんですよ。
色彩心理には、「心情温度」という考えがあります。
赤、オレンジ、イエローは、暖かく感じる色<暖色>
ブルー、ブルーグリーン、ブルーバイオレットは、冷たく感じる色<寒色>
と、言われています。
この当たりのお話は、ご存じの方も多いかもしれませんね。
では、その理由は?
赤は「火」を連想させ、ブルーは「水」を連想させるという、色から連想するイメージの影響と言われています。
が実はそれだけではないんです
ヨハネス=イッテン(スイスの芸術家)の本「The Art Of Color」に、
部屋の色と温度に関する実験が次のように書かれています。
★ブルーグリーンの部屋とレッドオレンジの部屋を用意し、どちらも15度にセットしました。
・ブルーグリーンの部屋にいる人々は、寒いと感じました。
・レッドオレンジの部屋にいる人々は、温度が11度~12度に下げられるまで寒いと感じませんでした。
★イッテンは、競走馬と厩舎を使った実験もしています。
・ブルーに塗られた部屋にいる馬は、とても早く身体が冷えおとなしくなりました。
・レッドオレンジに塗られた部屋にいる馬は、暖かいままで長い間落ち着きませんでした。
更に
ブルーの部屋にはハエがいませんでしたが、レッドオレンジの部屋には沢山のハエがいました。
え!これってどういうこと
馬は、人と同じように色が見えていません。人間ほどカラフルに世界が見えていないんです。
そして、人間のように連想するか?というと、そこも疑問
つまり
視覚的な影響だけではなく、身体が感じる色(波長)の影響とも言われています。
《今日のポイント》
◎色は視覚情報やイメージだけではなく、体でも感じています。
その結果、色によって体が暖かくなったり、寒くなったりします。
・ブルー、ブルーグリーン、ブルーバイオレットは、
血の循環をゆっくりとさせ冷たく感じさせる。<沈静させる色>
・レッド、オレンジ、イエローは、
心拍数を上げ血の循環を活発にさせる。<興奮させる色>
さて、では実生活での活用方法は
例えば・・・
▼西日が入るキッチン~今の季節だと暑すぎます
カーテン、タオル、布巾、エプロンなどに、ブルー系を加えると体感温度を下げることができますね。
▼勉強部屋が暑くて、集中できないというお子さんがいらっしゃったら・・・
上と同様に、部屋にブルーやブルーグリーン系を加えると効果的です。
更に、血の循環をゆっくりとさせることで沈静効果も望めます。
つまり、落ち着いた状態が必要なお子さんにも役立ちます。
今日もお読み頂きありがとうございました。
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