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つい！言い過ぎてしまう私って？？？

2013

17Oct

つい！言い過ぎてしまう私って？？？

つい相手に言い過ぎてしまう

はっと、気づいた時には・・・

相手をコテンパンに打ちのめしている

こんにちは
メンタルコーチ＆パーソナルカラーコンサルタントの浦野いずみです。

これは、コーチングのクライアント「Yさん」のお話です。

Yさんは、ある特定の人（数人）に対してだけ、

・相手の意見を聞けない。

・相手を全否定してしまう。

・言い出したら止まらない。制御出来ない。

そして、言いたいだけ言ってしまった後に・・・

「大人げないことをしたな・・・」と、落ち込んでしまう

「もう少し寛容になりたいな。」　と、悩んでいました。

さて、ここで

「人の行動や情動」には、

「意図」があるというお話をご紹介～

例えば、勉強しなくちゃって思いながら～　なかなか取り組めないのは？

「楽をしたい」という意図があったりします。

Yさんの＜相手に対して全否定してしまう＞という行動（情動）にも、「意図」があります。

意図を満たすことなく、「行動だけ変える」と・・・

どこかに問題が生じてきます。

例えば・・・理屈で寛容さの必要性を理解し、大人げなさを反省する。

相手の意見に対して、否定的なことは言わないように我慢し、聞く。

自分の気持ちを抑えて、相手の意見に同意する。

それでも、つい言ってしまった時には・・・

やっぱり自分は大人げないな・・・と後悔し、自分を責める

これを繰り返すと、ストレスが溜まります。

また、言いたいことを溜めて、溜めて、溜めて～いつか爆発

そこで、まずYさんの意図を明確にしていきます

「相手をコテンパンに打ちのめす」のは、「何を得るため？」

「相手を全否定する」ことで、「何を得てるの？」

Yさん－「私、相手を言い負かしたいんや～」

私－「なるほど」

つまり＜相手に勝ちたい＞→＜優越感を得たい＞→＜優れていると感じたい＞

と、このような意図がありました。

そこで、「意図だけ」を取り上げます。

「優れていると感じたい」という意図は、人にとって悪いものではありません。

運動会のリレーで、１等をとったら嬉しい人がほとんどでしょう。

勉強や営業で成績が上位になれば、嬉しい人がほどんどでしょう。

良い・悪い、正しい・間違いという基準でなく

Yさんの意図は、人としてある意味・・・自然で、健全、肯定的なものとも言えるでしょう。

そこで、「自分は相手より優れている」と感じる意図を満たしながら

しかも、相手の話を聞ける状態に持っていくという　

「心の動かし方」って、ありませんか

ちょっと、相手に対して上から目線で出来ることありませんか

Yさん－出た結論！

「今日は、これぐらいにしといたろ～」って、思う

でした

他にも、こんな方法が浮かんできました。

「相手の話を上手に聞いて、賛同して、相手を気持ちよくさせて、調子に乗らせてやろ～」と、思う。

とか～。

Yさんは、「凄くスッキリた　これなら出来る～」

と、とっても晴れやかな笑顔

なんか、意地悪なように感じる人がいるかもしれませんが・・・

行動レベルで言えば

我慢してする行動も、上から目線でする行動も同じです。

＜Yさんが目指していた行動は＞

・相手の話を聞く

・相手の意見を全否定せず、途中でやめる

・相手の意見を部分的にでも賛同したり、肯定する

です。

これは今のYさんにとっては、すぐに行動できる心と身体の動かし方なんです。

意図が満たされているので、ストレスも溜まりません。

そして今後、Yさんが「今日はこれぐらいにしといたろ～」

という上から目線に違和感を感じ始めたら・・・

その時に、また心の動かし方を変えたらいいだけです

後日、Yさんからお話を伺うと～

コミュニケーションが良好に出来ているとのことでした

※今日のお話は、Yさんの許可を得て掲載しています。

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