今日は、なんとなくつれづれと書きたい気分
少し前に、あるドラマを見ました。
そのシナリオの中に
小学生が
「親への感謝の気持ちを手紙にして読み上げる」という設定がありました。
そしてこの設定は、学校側(先生)から小学生に課された課題でした。
授業の一環ですね。
私は、このドラマ自体は好きですし、学ぶことや気づきも多いのですが。。。
「親への感謝の気持ちを手紙にして読み上げる」というのを
学校が小学生に課したという点で、私は違和感を感じました。
この課題は、「親に対して感謝していること」が【前提】です。
でも・・・
いろんな環境や状況の子どもたちがいます。
・親のことが嫌い
・親に憎まれていると感じている
・親に愛されていないと感じている
・親が憎い!
といった気持ちを持っている子どもたちもいるんです。
「親に感謝する」
とても当たり前で、とても良いことだと思っている人にとっては、「ん?何いうてんねん!」
と、突っ込みたくなるかもしれませんね。
「所詮、ドラマやし~」と、思う人もいるかも。
でも・・・
私は、少し辛かったです。
「親に感謝していること」が当たり前という情報は、
感謝できない・したくない子どもたちにとって
・私は、変わってる。
・私は、感謝できないダメな子
・私は、嫌な子
というように、自分を責めてしまうことがあるからです。
そうなると・・・
「感謝しなければならない」という義務感や責任感に変わってしまうこともあります。
「感謝」って自然に湧いてくるもので、「しなければならない」ことではないでしょう?
言われてするものでもないし。。。
いろんな経験を積んで大人になってくると
「感謝する」のか、「感謝しないのか」選択することもできるでしょう。
ただ、大人になっても「親に感謝するのは当たり前」の【前提】に縛られて・・・
・「親に感謝しなければならない」
・「親孝行しなければならない」
と、義務感と責任感で拘束されている人がいるのも事実です。
私は、親に対して「好き」なところ、「嫌いな」ところがあります。
「感謝すること」も、「感謝しないこと」もあります。
「凄いな!」て思うことも、「バカだな(^^;)」て思うことも、あります。
ただ・・・今の自分を形成した要素に、親との関わりが多分にあるので、
「親への思いも、親との経験も、全部自分のリソースになっているんだ」と、感じています。
ほんと・・・今日は、つれづれに書いてしまった
お読み頂きありがとうございました。
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