赤ちゃんは、言葉でなく、表情や身体の動き、声の発し方で、感情や意思を表現します。
嬉しい。気持ちいい。満足(*^▽^*) といった快の表現も。
オシメが濡れて気持ち悪い。お腹がすいた。発熱してしんどい。(ノ◇≦。)といった不快な表現も。
大人になるにつれて、感情を言葉以外で表現することは「悪いこと」、言葉でちゃんと伝えることが「良いこと」というイメージが作られていく傾向があります。
けれど、言葉だけでは伝わりません。
烈火のごとく怒りが込み上げて来て、それを相手に伝えたい。と、思ったAさん
目じりを下げて、口角を上げて、いわゆる微笑みのような表情をしながら、
小さめの声でゆっくりと、いわゆる穏やかな口調で
「私は、怒りを感じているのよ。」
と、相手に伝えたとしたら・・・
相手が、Aさんのことをよ~く知っていて、Aさんがどのように感情や意思を表現するのか知っているなら、
いつもと違う微細な表情と口調の変化を察知して、「怒っている」と理解するかもしれません。
ところが、相手がAさんのことをあまり知らない仕事仲間、最近付き合いだした彼には、
「怒っている」と伝わらない可能性が大きいのです。
言葉が伝わったとしても、怒りの感情が烈火のごとくレベルに達しているとは、伝わらないでしょう。
「うれしい」「楽しい」「悲しい」も同じ。
感情を表現しない方が、あなたが伝えたいメッセージが相手に届くなら、それはそれでOK。
感情を表現する方が、あなたが伝えたいメッセージが相手に届くなら、表現することも必要なんです。
更に踏み込んで言えば、そのメッセージを相手に届ける意図(目的)が明確になっていることが、大切。
そして、「表現しない自分」、「表現する自分」を状況と目的に合わせて、効果的な方を選択する。
こんなことができたら、自由でいいと思いませんか?(‘-^*)/
数週間前、ある出来事がありパートナーに対して怒りの感情が出てきました。
そして、私は考えたんです。
この怒りを最大値まで引き上げて、それを表現するか?
そこそこのところで止めて、表現もそこそこにするか?それとも表現しないか?
出た結論は!
「私が、怒り心頭に達している」と相手に伝わる方が、今後の関係性において効果的だと判断しました。
そして、身体の使い方、声の出し方、表情、言葉、全身全霊で表現しました!
この時の状態を仮に数値化するなら
私は150%のパワーで発信したところ、パートナーは90%ぐらいで受信していたようです。
パートナーは、ちょっと鈍感力!がズバ抜けているタイプ(笑)
それを知っているから150%にしたんですよ~(^-^)v
そんなに怒って、今二人は大丈夫なの?
と、ご心配を頂くかもしれませんが~、しっかり仲良しです♪
冷静でいることが、必ずしもあなたが欲しい状態や結果をもたらすとは、限らない。
感情を表現することの方が、ずっと効果的なこともあるんですよ
今日もお読みいただきありがとうございました(*^▽^*)
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