今日は、前回の記事のつづきをお伝えしていきます。
前回の記事「お世辞やご機嫌取りが苦手なのは、なぜ?」に【媚びる自己表現:3つの症状】を書いてます。
合わせて読んで頂くと本日の記事が、あなたに伝わり易いはず!
こんにちは!コミュニケーショントレーナー・メンタルコーチの浦野いずみです(^^)
どうして「媚びる自己表現病」になってしまうのでしょう?
媚びる自己表現病が重症の人は、対人関係を対等目線で感じることが出来ません。
上下関係・支配者と従属者・勝つか負けるか、という関係性で捉えてしまう傾向が強い人です。
どうして、そんな風に思っちゃうんでしょう?
いろいろな要素がありますが、
『養育者がどんな態度で、どんな価値観を持って子どもに接していたか。』という
子ども頃の養育者との体験が大きな要素となります。
例えば、子どもの頃に親に自分の言動を否定されり、バカにされたりする体験が多く、受け入れられたり、褒められた体験が少ない。
親から「〇〇しちゃダメ。△△しなさい。」といったダメ出しや指示(アドバイス)が多かった。
すると子どもは自分の感じたこと、やりたいことに対して自信がなくなってきます。
「私が◯◯と思ったら、ダメなんじゃないか。」
「私がやりたい△△の行動は、間違ってるんじゃないか。悪いことなんじゃないか。
つまり、自分の感じること・言うこと・行動は「間違っていること」「悪いこと」と学習します。
そうして、自分の感じたことや意見が言えなくなったり、やりたいことが出来なくなってしまうのです。
子どもにとって養育者は、生きていくために生存するために必要な人です。
これは意識で理解しているというよりも、無意識的に分かっている感覚です。
大人より子どもの方が、ちょっとした変化にもとても敏感です。
子どもは持っている言葉が少ない分、感受性が優れているのです。
大人になって言葉を持てば持つほど、この感受性は鈍感になっていきます。
つまり、先に書いたような養育者からの否定的体験によって、
養育者(親)に気に入られないと、嫌われてしまうと「見捨てられるのではないか」と感じ始めるのです。
これが『見捨てられる恐怖』の始まりです。
「親=権力者」という構図が心の中に出来上がってしまうのです。
親に気に入られようと自分の気持ちを抑えたり、我慢して、親という権力者に従順になろうします。
このような体験を通して大人になると、他人に親を投影してしまうのです。
彼に・夫に・友達に・上司に
「相手に従わなくちゃ自分は愛されない。愛されなければ、自分の価値がない。」という感覚を持ってしまうのです。
さて、養育者や周囲の他人から同じような体験をうけている人の中には、「媚びるもんか!」という思いが強い人もいます。
この人も「媚びる自己表現病」と同じウィルスに侵されているということは、前回の記事でご紹介しました。
・対人関係を上下関係
・支配者と従属者
・勝つか負けるか
という関係性で捉えてしまうウィルスです。
自分の行為によって、相手が機嫌よくなったり有頂天になったりすることは、自分を下げることだと思い込んでいる。
「相手の〇◯がすご~い!」って思っても、それを認めたり相手に言うことは、自分が負ける・劣っているということを認めることだと思っています。
つまり、自分が上に・支配する立場に・勝つ側に立ちたい人なんです。
この人に病名をつけるとしたら『見下す自己表現病』です。
更に『媚びる自己表現病』と『見下す自己表現病』の両方を持ってる人もいます。
相手や状況によって症状が違って出るみたいなもんですね。
対人関係において、「誰が支配者で誰が従属者なのか」という視点を常に持っているので、相手によって「支配者」になったり「従属者」になったするんです。
・家では、支配者。会社では、従属者とか
・友達には従属し、彼を支配するとか
次回の記事は、いよいよ本題。
・「媚びない自己表現」って、どういうこと?
・媚びない自己表現が出来るようになるトレーング法
をお伝えします。
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