こんにちは。
驚くほど毎日が楽しくなる!
自己表現トレーニングマスターコーチ
浦野いずみです。
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あなたもこんな経験ありませんか?
先日、小テストの採点をしていると
一人ダントツでテストの点数が低い生徒がいました。
あちゃー!こまったなーーー(><)
このままじゃ検定試験に合格できないぞ!
この次に浮かんでくることは
うーん。どうしよう…
なんて言ったら本人がやる気になるかな。
お尻に火がつくかな。
追加で課題を出すと理解が深まるかな。
点数が上がるかな。
ぐるぐるといろいろな考えが頭をめぐります。
この思考は、部下や子どもを育ている人がうっかりやってしまうお節介!
そして
こんな成績じゃダメじゃない。
いい学校にいけないよ。
昇進できないよ。
人に迷惑かけるよ。
だから
もっと○○した方がいいよ。
△△しなさい。
××はしちゃダメよ。
あなたならもっとできるはず。
こんな風についつい
厳しく叱ったり、説教したり、教えたり、励ましたり、アドバイスしたりしていませんか。
それは相手の心に響いてますか。
うっかりやってしまうお節介とは?
自分の問題(悩み)と相手の問題(悩み)を混同してしまうこと。
相手が悩んでいないのに、あなたが悩んでいる状態のこと。
人は、これを無意識にしています。
気をつけてください。
困っているのは「あなた」です。
悩んでいるのも「あなた」です。
相手は、その状態(仮に低い成績)を問題だと思っているでしょうか。
困っているでしょうか。
悩んでいるでしょうか。
私のケースでは
まだ学生にテストを返却する前にぐるぐるしてました(笑)
本人は、まだ点数を知らないんですよー。先走り過ぎーーー
さて本人は点数を知って、
他の人よりも点数がダントツで低いとわかったとして、悩んだり困ったりするでしょうか。
点数が低いことを「問題」と捉えるでしょうか。
ここに注意してください。
「相手」が問題と感じていなければ
厳しく叱ることも、励ますことも、アドバイスすることも「相手」にとって余計なお節介なのです。
大事なことなのでもう一回!
「相手」が悩んでなければ、余計なお節介ーーー(笑)
だって問題だと思っているのは
上司や親であるあなたであって、相手本人じゃないもんね。
だから相手は
あなたのお節介を「嫌だなー。うっとうしいなー。」
と思っていたり・・・
あなたに対して
「うるさいから、勉強しなくちゃ」とか
「叱られたくないから、××しなくちゃ。」
「嫌われたくないから、認められたいから〇〇しなくちゃ」
などという思いを心の中に秘めているかもしれません。
この思いが溜まってくると
「私の成績が悪いとあなたが困るからでしょ。」
「お母さんが恥ずかしいからでしょ。」
「自分の都合のいいように私を操作しようとしている。」
自分の理想の部下に、理想の子どもにしようとしてる。
このように相手が感じてしまいます。
そうなると
あなたの言葉は、相手に(部下に子どもに)届きません。
反発されるか、ヌカに釘~状態となるでしょう。
では、どうすればよいのでしょうか?
あなたが独りよがりに「相手の問題」を決めつけないこと
先の成績を例にしましょう。
相手がまだ悩んだり困ったりしていないのに
「50点は低すぎるよ。これは問題だよ。」などと、決めつけないことが大事です。
まずあなたが出来ることは
本人が「困ったなー。」という思いが芽吹くきっかけを作ること。
これを初めにやりましょう。
そして本人が問題だと感じたなら
ようやくあなたのサポートが役に立つ状態が整いました。
あなたの言葉が耳に心に届く状態が整いました。
これが大事なんですよー^^
さて、私たちはなぜ相手が問題に気づくきっかけ作りをうっかりすっ飛ばしてしまうのでしょうか?
その理由は
・きっと「部下は」「子どもは」問題と思っているはず。困ってるはず。と思い込んでいる。
・問題と捉えていないなんて信じられない。問題と思えー!と自分と同じ価値観や感じた方をするべきだと思い込んでいる。
大体がこの2つです。
思い込みに注意してくださいね。
相手のことを「なんとかしてやりたい!」という思いが強いほど自分の問題と相手の問題を混同してしまいがちです。
どうぞお気をつけください。
あなたの思いや魅力が、必要な人へ大切な人へ届けたい人へ届きますように。
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