こんにちは。
驚くほど毎日が楽しくなる!
自己表現トレーニングマスターコーチ
浦野いずみです。
早速ですが、こんなご相談を頂きました。
言いたいことが言えないんです。
今朝も肝心なことが言えませんでした。
どうしたら言えるようになりますか?
このようなご相談を頂くことは多いのですが、状況に応じて答えは変わります。
今日の記事は、次のような人に特に役立つ内容です。
Contents
超簡単!言いたいことが全部言えるようになる方法
こんな状況によくなってしまう人
アレとソレとコレを伝えなくちゃ。
お知らせしなくちゃ。
報告しなくちゃ。
上司に、取引先に、お客様に、友達に
伝えたいこと、伝えなくちゃいけないこと、いくつかある時に全部言えなかった。
一番肝心なこと、重要なこと、伝えたかったことが言えなかった。
最後に言おうと思ってたのに、はじめの話しが長引いて・・・
話しが別の方向に発展して・・・
相手はもう会話を終わりたそうにしている・・・
相手が電話をきろうとしている・・・
「それじゃ、これで!また!」と、相手に話しを切り上げられちゃった(><)
こんな経験ありませんか?
そして
どうしてこうなっちゃうんだろう。
どうして言えなかったんだろう。
「もっと気軽に相手を引き止めて、話す勇気があったらな・・・」
こんな風に思ったりしませんか?
そう、気軽に引き止めて相手を不快にさせず上手に伝える人いますよね。
しかし
いきなりそれを真似るのは、難易度が高いです。
会話の全体の空気やテンポ、
加えて、伝える人の日頃の言動とも関連があるからです。
ではどうすればいいのでしょう?
「言えなかった(><)」と思ったその瞬間をクローズアップするのではなく、その手前から全体を見ていきましょう。
どうしたら言えたでしょうか?
答えはとーっても簡単!
話の最初に用件の「件数」を伝える。
ただコレだけです。
たとえば
・報告したいことが3つあります。
・2点お知らせがあって連絡しました。
・私のおススメの品は、3つです。
このようにスタートします。
そして
「まず1つ目は、コレコレシカジカー××××」
「次に2つ目なんですがーー××××」
「最後にーー××××××」
という具合いです。
この時、途中で質問を受けたり相手と対話しても大丈夫!
話しがちょいと別の方向に発展しても大丈夫(^^)
「ところで、次の件なんですがー。」などのように用件に戻すことができます。
そして、用件に戻っても相手の人は不快を感じにくい。
なぜなら
最初に件数を伝えているので、相手は「△件」聞くことになるんだな。
と、心の準備が出来ているからです。
そう!最初に件数を言うことで、相手に心の準備をしてもらうのです。
これを前提といいます。
きちんと前提を作っておけば、大抵は全て話せます。
時には、相手が用件に話しを戻してくれることもあります。
「ところで、3つ目って何?」
というようにね。
時には、相手が用件が3つあることを話しの途中で忘れてしまって
「じゃ、また!」と言われてしまうこともあるでしょう。
こんな時でも
「お待ちください。まだ3つ目がありまして」と言えば
「あっ、そうでしたね。」と相手の人が思い出してくれるでしょう。
そして、あなたの話を最後まで聞いてもらえる可能性が広がります。
相手が少し急いでたら
「手短にして下さいね。」と言われるかもしれませんが、聞いてくれるでしょう。
さて
「時間がないので、またにしてもらえますか?」と断られたらどうしましょう。
このケースは、下の《応用編》に書いています。
ここまでの《まとめ》
1.言えなかった瞬間に焦点を合わせるのではなく、もう少し手前に焦点を当てる。
2.最初の段階であなたが全部言えるように、相手が全部聞いてくれるように、前提を作る。
つまり用件に入る前に、用件の「件数」を相手に伝える。
ね!超簡単でしょう!
最初にご紹介したご相談者様は
これを実践したところ、言いたいことがちゃんと全部言えるようになりました^^
実証済みでーす!
あなたがまだこの方法を使っていないなら
ぜひ、実践してくださいね。
《応用編》こんなときどうする?
1.長くなりそうな話のとき
「報告が3つあるのですが、今お時間いいですか?」というように時間をとってもいいか、相手の都合を尋ねましょう。
ここで「YES」をもらうことができたら、これで前提ができました。
2.「どれぐらい時間かかる?」と聞かれたとき
「30分程度です。」とあらかじめかかる時間を想定し、答えることが出来るようにしておきましょう。
ここで「YES」をもらうことができたら、これで前提ができました。
最初に「30分程度お時間いただけますか?」と事前に尋ねておいてももちろんOKです。
*前提とは、相手の心の準備でしたね。
3.「時間がない。忙しい。」と断られたとき
「いつ頃ならお時間いただけますか?」と相手の都合の良い時間や状況を尋ねましょう。
相手から「△時ならいいですよ。」と答えもらうことができたら、これで前提ができました。
今日お伝えしたことは、簡単な行動スキルです。
自己表現は、行動スキルで簡単に解決できることもあれば、そうでないこともあります。
この行動が難しいと感じるなら、ご相談くださいね。
あなたの思いや魅力が、必要な人へ大切な人へ届けたい人へ届きますように。
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浦野いずみのプロフィール
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