こんにちは!
驚くほど愛される講師スキルの専門家
浦野いずみです。
今日は、講師の働き方を5つに分類してみました。
Contents
講師の仕事と働き方<5分類>
講師の働き方もいろいろあります。
それぞれの開講(登壇)までにどのようなプロセスを踏むか、準備や講師料、参加者さんの傾向、メリット&デメリット、向いている講師、不向きな講師などをお伝えしてきます。
これから講師活動をスタートする人、今すでに講師活動をしている人も
こんな講師の働き方があるんだー!と知っていただく機会になると思います。
ぜひ参考にしてください。
カルチャーセンター・文化教室
カルチャーセンターの講師になる方法
自分のコンテンツ(どんな講座ができるか)を応募し審査に合格すると登録できます。
募集情報はネットで調べることも出来ますし、近場なら実際に出向いて尋ねてみても良いでしょう。
カルチャーセンターが講座として取り扱っているコンテンツ
かなり幅が広いです。
モノづくり、楽器、パソコン、ダンス、ヨガ、絵画、カラー、フラワー、話し方、習字、茶道、アロマなどなど・・・
講座回数やクール(周期)
一回単発の講座というよりも3ヶ月や半年クールの講座が多いです。
たとえば【4月~6月の隔週水曜日10:00-11:00】
集客
集客はチラシやネットなどでカルチャーセンターが行ってくれます。
受講者募集のための体験講座などを実施する場合、集客にも関ります。
告知内容の考案
チラシなどのキャッチコピーや講座内容は講師がメインで考えることが多いですが、担当者さんがアドバイスをくれることもあります。
開講人数と開講決定
人数は講師と担当者さんと相談の上、決定します。
つまり1名の受講者さんであっても開講できるケースもあります。
5名以上などの条件を設定している場合、実施人数に満たなければ開講は見送られます。
また開講の決定は、開講日の間際になることも多いです。(1週間前・3日前)
スケジュール調整
開講決定日まで3ヶ月隔週水曜日などのスケジュールを出している場合、開講決定までスケジュールを空けておく必要があります。
テキストや教材
すべて講師が用意します。作成するか購入するかのいずれかです。
配布プリントの印刷は、カルチャーセンターで行ってくれることもあります。
受講者さんが各自使用する教材は、受講費と別に教材費として設定することが可能です。
受講者層
平日昼間は、高齢者さんや主婦の方が多いです。
夜間や土日は、平日昼間に勤務されている方が多くなります。
がっちり勉強したい人よりも習い事を楽しみたい(^ ^)という感覚の人が多いです。
中にはおしゃべりの場や人との交流の場という感覚が強い受講者さんもいるかもしれません。
受講料とギャラの設定
担当者さんと相談して決めます。
受講者さんの受講料は、1回1名様◯◯◯円など。
講師料は、1名の受講者さんにつき◯◯◯円。交通費込。といった感じ。
メリットとデメリット
少人数でも開講が可能となり、自分で集客や教室探しをする必要がないので講師としての実績を積むには比較的ハードルが低いと思われます。
競争率が高い教室は、審査合格や開講までのハードルが高いケースもあります。
受講者さんがもっと学びたい。と思ってくださると自主開催の講座や個人セッションに繋がることもあります。
ただし、あからさまな勧誘行為は禁止されていますので注意です。
受講者さんから個別指導やスキルアップなどの要望があった場合に、受け皿としてご紹介するというようなイメージです。
向いている講師/おオススメ講師
受講者さんと楽しくワイワイすることを共に楽しめる講師。
登壇経験を積みたい講師。
不向きな講師
「しっかりと学んで欲しい。専門知識や技術を教えたい。」という意欲や意識が強い講師。
受講者さんがこのようなことを望んでいない場合も多いので、温度差が生じる可能性があるからです。
しっかりと収益を出したい人。(人気講師になれば可能です。)
私の周囲にも◯◯文化サロン・△△文化教室・◎◎カルチャーセンターで楽しく講師活動をされている方はたくさんいらっしゃいます。
ここに記載した内容がすべてのカルチャーセンターの運営に当てはまるわけではありませんが参考にして下さい。
派遣会社の登録講師
派遣会社の登録講師になる方法
自分のコンテンツ(どんな講座ができるか)を応募し審査に合格すると登録できます。
募集情報はネットで調べることが出来ます。
履歴書や職務経歴書・コンテンツなどを書き込むフォームがあることが多く、そこに入力し送信して審査を待ちます。
書類審査に合格すれば面談審査があります。
面談審査では講義をプレゼンすることもあります。
派遣会社が講座として取り扱っているコンテンツ
カルチャーセンターほど幅広くありません。
パソコンスキル系、ビジネス実務系(国家資格~民間団体の資格まで幅広いです。)。
キャリアデザイン系(プレゼンテーション・ビジネスマナー・就活面接などなど)が多いように思います。
その他、感情マネイジメント(ビジネスや医療や教育)、コミュニケーションもあります。
講座回数やクール(周期)
一回単発もあれば継続もあります。継続期間は様々です。
集客
集客をすることはありません。
派遣会社がクライアント(法人)から請け負った仕事を講師に下請けに出すというイメージで捉えて頂くと分かり易いでしょう。
講師として実際に登壇するには
派遣会社のクライアントが求めていれば(需要があれば)依頼がきます。
なければ登録しても依頼はありません。
また、すでに登壇実績のある講師から順番に依頼の話が回ってくるので、アシスタント講師からスタートすることになるかも知れません。
しかし、それも経験なので可能なら引き受ける方が次の依頼を頂き易くなります。
一度断ると次の話(依頼)が遠のく可能性があります。
受講者層
企業の社員研修や学校法人での学生対象とした研修や授業が多いように思います。
派遣会社が社会人を対象に教室を運営していることもあるので、その場合は一般の社会人を対象として講義をすることもあるでしょう。
受講者さんの講座に向かう意欲は、企業や学校がどのように講座を設定したのかによって変わります。
強制的要素が強いか?自主的に参加する要素が強いか?などです。
業務決定について
依頼があって引き受けた仕事は、派遣会社とクライアント(法人)による大きな変更がない限り決定事項となります。
早くから決まる場合もありますし、間際に依頼が入ってくる場合もあります。
テキストや教材
派遣会社が作成した資料をテキストとして使用することが多いです。
資格講座などは一般販売されているテキストと作成資料の両方を使用します。
講師と派遣会社の担当者が打合せをしながら作っていくこともあります。
打ち合わせ
講師と派遣会社の担当者、クライアント(法人)の担当者と三者で打合せします。
講師と派遣会社の担当者だけといったこともありますし、派遣会社とメールでの打合せのみで当日現場でクライアントの担当者さんと打合せするだけということもあります。
引き受ける業務によって異なります。
講師料について
派遣会社から業務内容と講師料のお話しは大抵同時あると思います。
「〇〇の仕事を△△円で引き受けてもらえませんか?」のように派遣会社から打診あります。
講師料は、業務内容や時間・場所などによって幅があります。
実績を積んでくると講師料の交渉も出来るようになってきます。
打合せに関しては、どの程度の費用がでるかは派遣会社によって異なると思います。
メリットとデメリット
継続した講座や研修の場合、一度登壇した結果クライアントからの評判がよければ継続して依頼がきます。
「ぜひ、次回もA講師でお願いしたい」というようにクライアントが派遣会社に要望を出すからです。
登録しているのにも関わらず、ぜんぜん依頼がこないということもあります。
自分で集客や教室探しをする必要がないので、その点は楽かもしれません。そして講師として実績を積むにはよいでしょう。
配布資料を作成する手間があまりないという点はメリットですが、他人が作った資料は使いにくいというのがデメリットのような気もします。
自主開催の講座の案内や誘導は出来ないと思ってください。
向いている講師/おオススメ講師
集客が苦手な講師、実績を積みたい講師、派遣会社が強いコンテンツと自分の講座がマッチする講師。
*派遣会社が強いコンテンツとは?-そのコンテンツを求めているクライアントが多いということです。
不向きな講師
自分のやり方や自分のコンテンツを大事にしていて「それを受講生さんに伝えたい。」という思いが強い講師。
なぜなら、自分のスタイルや方向よりも「派遣会社やクライアントの意図」が優先されるからです。
実績を積んでくると講師が派遣会社に意見を言うこともできます。
しっかりと収益を出したい人。(人気講師になれば可能です。)
私の周囲にも派遣会社の登録講師として、実績をどんどん積んでいる講師さんがいます。
私自身も起業してすぐの頃に自主開催だけでは自信がなかったので登録したことがあります。
毎回、熱心にご指名下さるクライアントさんが数社あるのでそのお仕事だけは今も継続しています。
とてもありがたいことです。
ここに記載した内容がすべての講師派遣会社の運営に当てはまるわけではありませんが参考にして下さい。
法人(企業・学校)常勤の講師
法人(企業・学校)常勤の講師になる方法
法人に常勤として勤めるので、就職活動と同じです。
講師を特定して募集しているケースもあれば、教育部署、人事部署という募集もあるでしょう。
ハローワークや就活情報サイトで調べることができます。
講師経験がなくてもOK!の法人さんもありますよー。
また企業では、元々勤務していた社員が部署移動によって講師業務を任されることもあります。
たとえば、飲食関係の会社に店舗スタッフとして入社後、店長を経て教育部へ移動し社員研修を行う講師になるというパターンです。
学校法人などは、教職員として募集しています。
専門学校やスクール・大学の教員は小中高の教員免許は不要です。
教える内容により、専門資格が必要なケースもあります。
いずれにしても常勤なので、講師以外の業務もたくさんあります。
講座として取り扱っているコンテンツ
法人によって多種多様です。
講座回数やクール(周期)
法人によって多種多様です。
まかされる業務によっても変動します。
集客
集客が業務に入ってくるかどうかも法人と業務によって変動します。
上にあげた飲食会社のケースの場合、受講者は同社内の社員さんやパートさんになるので集客と関連することは少ないでしょう。
学校法人やスクールの講師は、受講者がお客さんともいえるのでオープンキャンパスなど業務を任されることもあります。
講師として実際に登壇するには
常勤講師となれば、登壇はいやでもやってきます(笑)
講師研修やアシスタント経験を積んでから登壇するケースもあるでしょう。
受講者層
受講者さんの意欲も含めて、法人や講座内容によってさまざまです。
テキストや教材
・自分で作成した資料や教材を使用する。
・販売されているテキストや問題集、教材を使用する。
・社内ですでに作成されているテキストや教材を使用する。
・同僚などと一緒に企画立案し作成したものを使用する。
というようなケースがあり、法人と業務により異なるでしょう。
講師料について
講師料というよりもお給料になりますね。
メリットとデメリット
講師という仕事だけでなく、いろいろな経験を積めることはメリットだと思います。
私も過去に法人に常勤講師として勤めていたのですが、他法人に研修や授業を導入していただくための営業も経験しました。
企画立案からテキストや教材づくりも行いました。
講師としての業務に専念したいという人にとっては、デメリットにもなるでしょう。
常勤なので収入は安定します。
しかし副業を認めていない法人もまだまだ多いので、自主開催や個人で他の法人と契約して講師活動をすることは難しいでしょう。
勤務時間も常勤なので長時間になります。
子育て中のママさんや介護する家族がいたりする場合は、自分のプライベート環境を整えたり法人にも勤務条件などに理解を示してもらう必要が出てきます。
向いている講師/おオススメ講師
さまざまな経験を積みたい講師。
講師としての実績に加え、他の業務実績もついてきます。
組織で仕事をすることを楽しめる講師。
安定的に収入を得たい人。
不向きな講師
講師業に専念したい講師。組織での仕事が苦手な講師。
長時間勤務ができない人や自主開催や他の法人などでも講師活動をしたい人も難しいでしょう。
私の周囲にも企業や学校に勤務し、キャリアを積まれている講師さんがたくさんいます。みなさん、とっても生き生きと活動されています。
ここに記載した内容がすべての法人の常勤講師に当てはまるわけではありませんが参考にして下さい。
法人(企業・学校・地域団体など)契約
法人(企業・学校・地域団体など)契約の講師になる方法
▼法人が求める講師2分類
①社員やスタッフのスキルアップ研修講師を必要とする法人
②法人のお客様を対象に研修やイベントセミナー講師を必要とする法人
お客様の参加費は、有料も無料もあります。
公的機関であっても同じです。②に関しては、お客様とは言えませんがある特定のことに問題を抱えていたり興味を持っている人を対象とします。(市役所やハローワークなどがイメージしやすいかな)
▼法人と契約するには(依頼を受けるには)?大きく2分類
①法人の担当者さんが講師のホームページなどのサイトを見て依頼をいただくケース
②人の紹介や営業活動によって依頼をいただくケース
いずれにしてもいきなり契約に至ることはほとんどありません。
法人担当者さんからご依頼の目的や意図を伺ったり、
自分の活動を法人担当者さんに紹介するところから始まります。
次に具体的な講座内容の提案・場所や時間・期間・費用などなど対話し
互いの条件やメリット(求めるもの)が一致すれば契約に至ります。
遠方の場合メールや電話での対話で契約に至ることもありますが、訪問し対面してお話することが多いです。
講座のコンテンツ
上記「法人と契約するには?大きく2分類」①②のパターンが殆どなので、自分の講座とかけ離れた講座の依頼を受けることは少ないでしょう。
時折、法人担当者さんから「〇〇の講座はできますか?」とご紹介していないコンテンツのお話をいただくことがあるかもしれません。
このようなときは話し合いの上、可能なら引き受けると喜んでいただけます。
引き続き契約が更新されるかもしれませんし、いずれあなたがしたい講座の依頼を頂ける可能性が広がります。
講座回数やクール(周期)
法人の要望によって多種多様です。
以下はサンプルです。
・1回単発のイベント的なもの
・年に1回や2回といったように、単発だけれども定期開講のもの
(年に1回の新入社員研修・年に4回の〇〇フェアーなど)
・毎週1回などある一定の期間にわたり開講のもの
学校法人やスクールの通年授業や以前ご紹介したカルチャーセンターもここに含まれます。
集客
講師が集客することはありません。
まれに協力する形でサポートすることもあるでしょう。
講座開講の確定
法人が「実施人数5名以上」などの条件を設定している場合、
あなたが実施人数を条件設定している場合、人数が満たなければ開講は見送られます。
結婚相談所が主催するイベントセミナーなどもそうです。
受講者層
受講者さんの意欲も含めて、講座内容によってさまざまです。
テキストや教材
・自分で作成した資料や教材を使用する。
・販売されているテキストや問題集、教材を使用する。
・上記の二つを組み合わせる。
*講師が講師料の中から費用を出して用意するケースもありますし、法人が教材を購入し準備を整えてくれる場合もあります。
ご依頼内容や条件によって異なります。
講師料について
単発の場合、1回の登壇後にお支払いいただくケースが多いです。
お支払いは当日のこともあれば、月末や翌月末など法人によって異なります。
継続の場合1か月(1か月の登壇回数)ごと、全3回なら3回分をまとめてお支払い頂くケースもあります。
直接契約となるので、前日記事の「講師派遣会社に登録する」よりも講師料は上がります。
メリットとデメリット
直接法人担当者さんと打ち合わせをするので、法人の目的や意図・要望も明確にわかり、的を得た講座を組み立てることができます。
登壇した結果、評判がよければ継続依頼や次のご依頼につながりやすいです。
担当者さんと仲良くなると、次の依頼の時に意見や提案、要望を出すこともできます。
提案書・見積書・請求書などを自分で作成することも多くなるので、このようなことを面倒に思う人にとっては、デメリットになるでしょう。
どの程度これらが必要かは、法人や依頼内容によって異なります。
向いている講師/おオススメ講師
担当者さんと相談しながら(自ら企画提案したり担当者さんの意見や要望を聞いたり)講座内容を決めていくことが多いので、このようなプロセスを楽しめる人。
営業や交渉、意見交換が好きな人や得意な人。
不向きな講師
講師以外の業務が多くなります。
上に述べた書類作成から始まり、講師料(売上)と経費の計算や飛行機や宿泊先の手配などもろもろです。このようなことが苦手だったり面倒に思う講師。
また提案したり意見交換・交渉が苦手な人。
法人(クライアント)の要望を叶えるのも一つの方法ですが、よりベストなものを提案したり問題があれば見直してもらうよう意見を伝えたり、自分の要望も伝えられる方が法人にとって受講者さんにとって講師にとってより良い講座になるからです。
↑これは私の持論ですが(笑)
私の周囲にも法人契約している講師さんがたくさんいます。皆さんとっても生き生きしてます。
私の講師活動はこの法人契約と次にご紹介する自主開催が主です。
やることも多いですが、自分で作り上げている感が大きく
クライアント(法人)さんや受講者さんとの距離が近くなるので反応(良いも悪いも)もわかりやすい。だから達成感も強くなるし問題点も見えやすい。だから楽しい(^^)
ここに記載した内容がすべて法人契約講師に当てはまるわけではありませんが参考にして下さい。
自主開催
自主開催の講師になる方法
「開催する」という視点だけでとらえると、これまでご紹介した「講師の働き方」の中で一番早く実現しやすいでしょう。
初めの頃は、知人や友達に〇〇の講座するから参加しませんか?
ぜひ、参加してー!
などの声掛けからスタートすることができます。
費用も場所も講座内容もぜーんぶ自分で決めることができるので、最初は無料や低価格から始めると参加も頂きやすいでしょう。
次に友達や知人の参加に加えて、友達の友達が紹介を受けて参加してくれるという状況を生み出すことができます。
次にフェイスブックなどのSNSやブログで告知し、講座開催を多くの人に知ってもらって参加者を募ることもできます。
継続して収益を出すという視点でいうと、これまでご紹介してきた講師の働き方の中で一番難しいと言えます。
ただ、講座そのもので収益を出すのではなく講座を入口にして、個別対応(マンツーマンのセッション)へ促すことを目的とする場合もあるでしょう。
たとえば、セラピー・コーチング・各種コンサル・お片付け・英会話・エステ・各種業務代行などです。
講座のコンテンツ
多くは講師の専門コンテンツになるでしょう。
専門コンテンツそのものではなく、関連した内容を講座にするケースもあるでしょう。
あるいは、講師が周囲から求められる講座をするもの良いでしょう。
私の講師スキル講座がそうです。
この講座は、ご質問を受けたりご相談にのることが多くなったので開始しました。
自主開催は、特別な資格や専門スクールで学んだことに限らず講師自身の経験を講座にすることもできます。
つまり、幅広くさまざまなコンテンツで開講が可能です。
イベント的な楽しい講座や体験講座もあれば、専門性が高い講座もできます。
講座回数やクール(周期)
1回単発・継続の講座、無料~高額まで幅広く講師が自分で設定できます。
協会などの認定講師さんは、協会で決められた(内容・回数・費用など)講座をすることも多くなるでしょう。
集客
講師が受講生さんを集める必要があります。
上でも少し紹介しましたが、口コミ・SNS・ブログ・メルマガが一般的です。
書籍の出版というのもあるでしょう。
講師によって口コミが得意な人・SNSが得意な人とさまざまですが、ここで重要になってくるのは集客のシステム作りとそのシステムがしっかり機能するための「講師コミュ力」です。
*講師コミュ力とは?
私の無料メール講座でお伝えしている「驚くほど愛される講師スキル-3つの軸」の一つで、講師に特化したコミュニケーション能力のことです。
講座開講まで
①講座内容を考える(ざっくりでもいいので決める)
②告知内容を考える
内容・場所・日時・参加費・お申込み方法・人数など
③告知する(ライン・メール・SNS・ブログなど)
会った人に話す。←これも大事!
④参加申込が入る
⑤講座内容を具体的に考える(しっかりと準備をする)
順番位置は⑤でなくてもいいですよ。
⑥参加者に事前案内する
内容・日時・場所・参加費・持参品や事前準備など
⑦講座開講
終了!
講座終了後、参加者フォロー(交流会や後日のメールなど)を入れるケースもあるでしょう。
集金の手続きも入ってきます。どの時点かは講座によって異なるでしょう。
受講者層
講座内容・告知内容・応募基準によって変動します。
「ちょっと聞いてみようかなー?」参加者さんが多いケースもあれば、「がっちり学びたい」参加者さんが多いケースもあるでしょう。
テキストや教材
・自分で作成した資料や教材を使用する。
・販売されているテキストや問題集、教材を使用する。
・上記の二つを組み合わせる。
*講師が参加者さん受講料の中から費用を出して用意するものありますし、参加者さんに別途教材を購入していただく場合もあります。
講師料について
受講者さんの受講料が講師料になりますね。
ただし資料代や教材費を受講料の中に入れているか、別途教材費として集金するかで講師料は変わってきます。
また、講師の交通費や会場費も大抵は受講者さんの受講料の中でやりくりすることが多いです。
この点も含めて受講料を設定する必要があります。
とはいっても、自主開催をするということは個人事業主です。
本講座に促したり個人セッションの入り口の「体験講座」などは、
広告宣伝費として講師が持ち出すつもりで開催する覚悟も必要です。
無料が無理でも低価格設定が必要になってくるかもです。
学校などでも「オープンキャンパス」をしていますよね。
参加者は無料ですが、学校はとっても経費がかかっています。
メリットとデメリット
①講師が自分のやりたい講座ができる。
これが一番のメリットだと思います。
ファンになってくれる人が現れます。
「A講師の話を聞きたい。」そう思って参加してくださる方が多くなってきます。
そんな参加者さんに囲まれると、ますます自主開催が楽しくなるでしょう。
ただ自主開催ばかりに偏りと次のようなデメリットが出てくる可能性があります。
✔マイナスのフィードバックをもらえる機会が少なくなり、自分の課題や問題が見えなくなってくる。
✔視野が狭くなりファン以外の人の思考や傾向が分からなくなってくる。
このようなことが必要のない講師さんもいると思うので、あくまで私の持論です。
②会社員のような毎月決まった定額収入ではない
1年の中で繁忙期もあれば、閑散期もあります。
1年を通して全体の収入と経費を考えたり見通す必要があります。
これは、講師業だけではありません。飲食業もアパレルショップも工場だって同じですね。
そして高額収入は望めば叶います(勉強と行動は必須!)。
向いている講師/おオススメ講師
クライアントさんの意図など気にせずに
受講者さんのために自分のために、自分のしたい講座をしたいようにしたい講師。
そのために必要な勉強や行動ができる人。
不向きな講師
講師業に専念したい。その他のことは出来るだけ省きたい人。
毎月決まった定額収入を得たい講師。
私の周囲にも自主開催(事業主講師さん)がたくさんいます。
皆さん凄くパワフルです!そして勉強家!頭が下がります。
法人の常勤講師も講師業だけでなく他の業務が多いですが、自主開催ともなるともっと増えます。
私は常勤講師も経験しているのでこれは実感しています。
しかし、だからこそやりがいや楽しみも倍々増ーー!なのです。
ここに記載した内容がすべての自主開催講師に当てはまるわけではありませんが参考にして下さい。
いかがでしたか?
講師と一口にいっても様々な働き方があります。
そして、働き方によって必要なスキルも条件もあなたの気持ちや行動も変わってきます。
ぜひ、あなたのライフスタイルや目標にあわせて
チャレンジして行ってくださいね!
あなたの思いや魅力が必要としている人へ届きますように。
お知らせ
4月30日より配信スタートしました!
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驚くほど愛される講師スキルの磨き方
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✔ すでに講座を初めているけれどこれでいいのかな?
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オンライン開催もあるので、どこからでも気軽にご参加頂けます。
5月の日程出ています。クリック↓
参加者様のご感想
⇒ 未来の目標を達成するために組み立てるとこに、目からうろこです。
⇒ イロハのイの一歩手前!今まで意識していなかった部分に気づけました。
⇒ 講師としての主導権を握り、今回の講座で学んだポイントを押さえれば、問題が解決することに気づきました。
⇒ 今まで出来ていたことがおろそかになっていることに気づきました。
関連記事―講師スキルの磨き方
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